コミュニケーション♫♫
6月は、南米育ちの5歳の子と過ごすことが度々ありました。
日本語は少ししか話さないのですが、ちょっとしたことで「ごめんね」と声をかけると、
必ず『だいじょうぶ』と声が返ってきます。
私がくしゃみをすると、遊んでいる途中でも『だいじょうぶ?』と返ってきます。
(スペイン語圏では、誰かがくしゃみをすると「サル(お大事に)」と声かける習慣があるとか)
食べる時、買い物の時、『スイー』または、『ノ-』『いらない』とはっきりと言います。
夜は『しーっ』という仕草をすると、音の出るおもちゃを鳴らさずに、
かたりという音もさせないように遊んでいます。
ある時、手をつないで歩いていると雨になったので、折りたたみ傘に一緒に入りました。
すると、自分の服にある薄手のフードをかぶり、にこにこと自分の頭を何度も指差します。
『そう、いいね。』とそのまま歩いていると、
自分の方に向いている傘をこちらに押し付けてきます。
そこで、やっと『自分は、フードをかぶったから、傘はいらない』と言いたかったのが分かりました。
私がスペイン語を話せないにもかかわらず、自分の意志を身振りや日本語で伝えてくれる
子どもに、コミュ二メーション力を学ばせてもらいました。
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