「愛の夢」第3番 ①の巻

来週、久々に人前で弾く機会をいただいたので、このところ毎日、リストの「愛の夢」第3番を練習しています。短い曲であるし、リストにしては超技巧的というわけでもない、自分としては、冒険した曲とは思っていなかったのですが、やっぱり弾くのはなかなか難しい。


「愛の夢」は元々はソプラノの独唱歌として作られ、「おお、愛せるだけ愛してください」という歌詞で、壮大に愛について語っている内容です。リスト自身がピアノ曲に編曲したのですが、自分なりに、この部分はこんな愛、なんて考えながら弾いています。


有名な曲でもあるので、名盤も多く、YouTubeでも老若男女数多くの演奏が聴けます。演奏の特徴はどれも違い、やはり著名人の演奏は素晴らしい。例えば、弱くありながらも深い音の響き、メロディーを歌わせる時のテンポの揺らし方が自然なこと、音色の変化が多彩なことなどなど。生でなくても涙が出そうになります。しかし、聴く演奏によって自分が感動する部分も違い、また、自分が弾きたい(弾ける)と思うイメージの演奏は自分が弾くしかなく、でも思うように弾くにはほど遠く、、試行錯誤です。




元住吉ピアノ教室 ぽこ あ ぽこ

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